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2010年 02月 01日
昨年11月より始めた今月の言葉。2月は「自分の目で物を見よう」です。テレビでうけている、みんながおいしいといっている、100万人が涙したと書いてある、など第三者が評価したことが色んなメディアに登場します。そのまま信じて自分もそれに乗っかれば楽ですが、あまのじゃくの私は昔からこういったものに批判的で、やや冷めた目を持っています。そういったものの中には「中身がないのに過大評価されたもの」が多く含まれ、逆に「中身はあるのに評価の低いもの」も多く存在する、といつも考えています。
店と関係ないように聞こえますが、どちらを目指すか、と言われれば絶対後者です。理想は当然「中身があってちゃんと評価される店」ですが「売れる売れないは(気にしながらも)別にして、自分の目、自分の舌を信じて調理をしよう」とスタッフと話し合いました。 昨日、知り合い宅の庭木の伐採をしました。防風林のチャンチンという木が大きくなりすぎていたためで、家具の用材になるからです。根元の直径が50センチ、高さ20メートルになる木が15本ほど密植されており、そのうち5本を知り合いの業者に頼んで倒してもらいました。写真はユニックに積んだチャンチンで、これでまだ2本分。後ろに見える立ち木によく見ると人が登っています。15メートルくらいのところで上の余分な枝や幹を落とします。昼から風が吹いてきて下から見ていても怖いくらいでしたが、慣れているのか平気に作業されていました。チャンチンは中国原産の、板に挽くと鮮やかな赤から濃いえんじ色になるきれいな木で、テーブル、イス、食器棚などなんにでも使えます。製材、乾燥をして秋くらいから加工できます。上の細いところも薪用にもらったので、店、自宅のストーブもしばらくは安泰です。
by nonomono-yy
| 2010-02-01 16:07
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