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2009年 09月 27日
「雑穀サミットinかるまい」の参加報告3回目です。
もう2週間もたってしまったので「いまさら感」も強いですが、 自分の記録としての意味もあるので、書いておきます。 奈美悦子さんの講演の後、約1時間半、私の参加したディスカッションがありました。 しかしパネリスト、コメンテーターで総勢8名。 一人あたり3回、計10分づつしか時間がなかったので聞きに来てくださった皆さんに 考えがうまく伝わったかどうか、最後まで気になりました。 私は生産者としての参加でしたが、「作った雑穀を加工して提供する」、レストランのことを メインに話をさせていただきました。 岩手県でも「栽培した雑穀にいかに付加価値をつけるか」を思案中とのことだったので、 「産地」を前面に出せるレストランは有効だと思います。 ありがたいことに地元紙の「岩手日報」が参加報告を掲載してくれることになりました。 29日付けで載るので、詳しくはぜひそちらもご覧になってください。(日報の読める方・・) 夜は全体交流会。 雑穀に限らず、地元の特産品が並びました。特に黒毛和種の軽米牛、やわらかくておいしかったです・・ 2日目はあいにくの雨でしたが、念願の高村英世さんの圃場見学がありました。 高村さんは雑穀畑で「有機JAS」を始めて取得された方で、 品種も育てやすい育成品種ではなく、 昔から地元に伝わる貴重な種子を探し、栽培されています。 「地元に残る品種は財産。これを大事にすれば大きな生産地にも負けません」 という言葉には重みがありました。 帰りの新幹線でも用事で乗られた高村さんと同じ車両になり、 盛岡までデッキに立って(指定席は取ってあるのに・・) 熱い雑穀談義をさせていただきました。 68歳とは思えない体力とバイタリティーには感服です。 下の写真が高村さんとその圃場です。 木曜から日曜まで、本当に学ぶことだらけの3泊4日でした。 声を掛けてくださり、また手作りでイベントを運営された岩手県、軽米町職員の皆さま、 ありがとうございました。
by nonomono-yy
| 2009-09-27 12:01
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